謎に満ちた招待状だが,これはアップルが今後,デジタル・デバイスに手を染めていく証明書とも読める。つまりは,アップルのPDAが,来年出る確かな証だ。
アップル社は,23日に「画期的なデジタル機器」の発表を行う招待状を送っている。新製品について「マックではない」と書かれている。情報筋は,家庭用デジタルステレオシステムコンポーネントのような製品と述べている。スティーブ・ジョブズCEOのデジタル・ライフスタイル・ハブ戦略を進めるデバイスのようだが,他社の同様の製品はあまり成功していない。
ウインドウズXP発売の2日前,耳目を集めれば大きい影響も与えかねないこの招待状だが,はてはて,いったいなんなのか(^_^?)。今回のこの件についての情報秘匿はかなりのもので,これまでのハードウェアの覆い隠し「以上」のようだ。漏れてくるところによると,クイックタイムとiTunesのチームが参加しているとか…。
とりあえず,マックOS Xをハブとした音楽デバイスという予想が強い。iTunesの新バージョンと密接に結びついて…,あるいはiTunesで操作されるもの…というような? またはiTunesのインターネットラジオ+エアポートを利用したワイヤレスミュージックボックス,のような? そもそも,iTunesの設計思想には最初から今回のデバイスへの対応が含まれていた,とか? 最初からこのデバイスのために,サウンドジャムMPの開発者を招き入れていたのだ…(過去記事),とか? まぁ「???」だらけなので,楽しみに待つことにしましょう(^_^)。そうそう,大事なことは,この製品をはじまりとしてデジタル・デバイスに手を出すアップルの,次,には,ニュートン・ネクスト(PDA)が控えているということ…。(参考:Think Secretの記事)
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